アラビノキシランを客観的に比較してみました。
アラビノキシランは、いわゆる免疫系のサプリメントに使われる成分です。
しかし、各社ともに排他的な面が強く、偏った説明が多いように感じています。
そこで、アラビノキシランについて冷静かつ客観的に調べてみました。
アラビノキシランの種類
アラビノキシランの由来原材料の種類で原料メーカーを一覧にしてみました。
| 由来原料 | 原料名 | 原料メーカー |
| 米ぬか | バイオブラン | 大和薬品 |
| クマイ笹 | AHSS | 潟Rスモバイオス |
| トウモロコシ | 日食アラビノキシラン | 日本食品化工 |
| 古代米 | オリザロース | オリジン生化学研究所 |
現在発売されていて主要成分がアラビノキシランと謳っている製品では、上記の4つの由来原料のものが多いようです。
このなかで原料名をアラビノキシランとしているのは日本食品化工鰍セけです。
そして、上場企業も同社だけです。
アラビノキシラン含有製品名と価格
市販されているアラビノキシラン含有製品の各メーカー主力商品を一覧にしました。
価格は定価ですが、実売価格は結構幅があるようです。
また、メーカー主導で価格統制をしている商品もあるように見えます。
楽天やヤフーなどのショッピングモールで「アラビノキシラン」で検索するとよくわかります。
アラビノキシラン製品は高額商品ですから、数社の販売店に直接交渉してみると実際には案外安くなると思います。
| 原料名 | 製品名 | メーカー | 規格 | 価格 |
| バイオブラン | レンチンプラス1000 | 大和薬品 | 1.4g×30 | 18,900円 |
| 1.4g×60 | 36,750円 | |||
| 1.4g×105 | 63,000円 | |||
| AHSS | 笹エキスAHSS(MD) | 潟Rスモバイオス | エキス70g | 18,900円 |
| シームゴールドAHSS | 日本シーム(株) | エキス70g | 12,600円 | |
| 日食アラビノ キシラン | アクノス2000 | 潟Rーリナ コーポレーション | 液体10ml×90 | 78,750円 |
| アラビノキシランNK | 液体20ml×30 | 29,400円 | ||
| アラビノキシランS3000 | アウトバーン | 液体10ml×30 | 21,000円 | |
| オリザロース | スーパーオリマックス | オリジン生化学 研究所 | 1.3g×30 | 18,900円 |
| 1.3g×90 | 50,400円 | |||
| NEWsuperAFTM | 潟Aランファルマ社 | 1.2g×90 | 78,750円 |
アラビノキシラン製品を並べてみました。
客観的だと思いますが、並べてみて疑問点があります。
■ 大和薬品鰍ヘ、製薬会社か薬品会社なのか?
■ オリジン生化学研究所は株式会社なのになぜそれを標記しないのか?
■ 価格に類似性があるのはなぜか?
■ トウモロコシはなぜ高いのか?
・・・
こんな素朴な疑問点のなかに各社の隠れた意図と本質があるのかもしれません。
原料の比較
アラビノキシラン製品原料の特徴をできる限り客観的に比較してみました。
| 原料名 | 概要 | 含有量 | |
| バイオ ブラン | 米 | 米ぬかに含まれる水溶性食物繊維をシイタケ菌糸の培養炭水化物分解酵素複合体で部分的に加水分解したもの。 | 不明 |
| AHSS | 笹 | クマイ笹とエゾオオバヨモギを循環多段式加圧抽出法で抽出したエキス。 | 約7% |
| アラビノ キシラン | ト | トウモロコシの種皮を精製し水溶性食物繊維部分を抽出後、酵素分解して得られたアラビノキシラン。 | 70%以上 |
| オリザ ロース | 古 | 古代米の発酵過程で生成されたオリゴ糖で、ガラクトース、アラビノース、キシロース等から構成される複合多糖。 | 不明 |
日本食品化工鰍フアラビノキシラン以外はアラビノキシランそのものではないようです。
同社以外は「アラビノキシランも含まれる複合多糖」として、それぞれ独自の主張をしているようです。
したがってアラビノキシラン自体の含有量は開示しないかできないか、または少ないようです。
各社の主張の傾向
難しい専門用語をコツコツと調べながら、各社が主張している内容や他社との比較をよく読み込んでみると、
その内容は、実は非常に曖昧で決して科学的だと思えない内容が多いことが分かり残念に思いました。
その代わりに、看板や専門用語、査読の緩い学会での発表や論文を前面に出して、いかにも「科学的」な雰囲気を出しているように感じるのですがいかがでしょうか?
例えばですが、「免疫賦活は量ではなく活性の強さだ」と自社原料のアピールポイントを示しながらも、肝心の科学的な根拠が見当たらなかったり、列記する特徴は結局全てアラビノキシランそのものであるという矛盾があったりします。
そして、その原料を配合した製品を販売する会社は、その内容をさらに誇張し「修飾」して消費者に訴えている場合も多いようです。
唯一、日本食品化工鰍セけ何のアピールもしていないのが印象的でした。
治験データについて
特に、ガン患者による治験データに関しては、素人が一番信頼する根拠になってしまうので危険だと思っています。
まずそのデータが学会発表なのか論文なのか、その学会のランクはどれくらいなのかをご確認ください。
たぶん医学的に認められる治験レベルではないと思います。
ガン患者による治験に携わった経験から申し上げています。
アラビノキシランを調べて感じたこと
当サイトは偏った誘導はしません。
そして、誰が見ても足の引っ張り合いのような情報は無視します。
ただ、客観的という視点から見て、非常に巧妙な誘導については知っていただきたいという思いになりました。
これ以上具体的に突っ込むと訳が分からなくなりますが、ぜひ「この感じ」をご参考にしてください。
最後に言えるとしたら、
■ 原料メーカーの信頼性
■ 根拠の確かな情報のみ淡々と発信している
■ そして長年販売されている
そんな会社のアラビノキシラン製品がおすすめだと思います。
アラビノキシラン製品の価格について
高い価格帯に揃っている理由は、先発会社は販売促進経費(研究費?や広告費や高いマージン)で、後発会社は「プラセボ効果」でしょう。
非常に乱暴な表現ですが、大雑把にそうだと思います。
アラビノキシラン製品の最大の消費者は「ガン患者」です。
後発商品が先発商品より安くては「安い=効かない」という消費者心理がどうしても働くジャンルなのです。
プラセボ効果は科学的に立証された人間の能力ですから「高い=効く」という部分をあえて否定する会社はないのです。
微妙な理由ですが、価格帯がここまで揃うという事実が物語っています。
しかし、免疫バブルが崩壊した後、少しだけ安くしてシェアを拡大したいという会社も出てきたようです。
ただし、実売価格については交渉次第ですので、ネットでも店舗や直販でも何社かで大胆に交渉してみてください。

